食べ歩き ,

新宿「川香苑」、青山「エッセンス」などで修行した若き村岡料理長の四川料理店。

品書きには、一般的ではない四川の名菜が数多くあり、四川料理への情熱を強く感じる。

前菜では、香りと色の出し方、板仕事が素晴らしい、「豚マメの湯引き山椒ソース」や、甘味に顔が崩れる、「白レバーの赤酒漬け」がいい。

主菜では、火の通しが精妙な、「筍とジャガイモのピリ辛炒め」、辣と麻が火花を散らし、複雑な香りが広がる中、自家発酵させた唐辛子の熟れた塩気が鯛の甘みを持ち上げる、「鯛頭の唐辛子漬物のせ蒸し」、芽菜と豚バラを蒸しあげた「咸焼白」といった料理が待ち受ける。

場所柄、海老チリや八宝菜、担担麺など、一般的に有名な料理の注文が大半のようだが、1年もたてば村岡氏の想いが浸透して、店は俄然面白くなるはずだ。。