主役は、豚かカリフラワーなのか。 2018.02.23 東京 , 豚 , 葉茎菜 , イタリア料理 Tweet 主役は、豚なのかかカリフラワーなのか。 いや、そんなことを考えてはいけない。 肉汁で膨らんだ金華豚の肩ロースが、カリフラワーに抱かれている。 果てしなく穏やかで、たくましく甘いカリフラワーは、心を揉みほぐし、豚肉は食欲を上気させる。 誰もが、カリフラワーの隠された情熱に驚くが、それも豚肉の存在があってのことなのである。 ただ感心するのは、カリフラワーの力を信じ切った、中村シェフの眼力である。 「ロッツォ・シチリア」 「金華豚肩ローストカリフラワーのロースト」。