雀握り 2014.02.05 食べ歩き , 東京 , 和食 , 貝類 , すし Tweet 「赤貝を打ち付けると確かに身は締まるけど、細胞も壊すから、おいしくなるんです」。 「今日は、古い仕事をしてみます」。 そう言って、赤貝を握ってくれた。 「雀握り」という仕事だという。 酢飯の上に雀が飛んでいる。 しかし羽の切り込みが絶妙で、酢飯と一体になって消えていく。 誰よりも魚を愛す、「すし通」藤永さんの仕事である。