鱒、木の芽、幽庵、魯山人

食べ歩き , ポエム ,

器と魚は、悠久の時を共に過ごしたようだ。

両者の間には、何の隔たりも異空もない。

ただただてらいのない、自然がよこたわる。

今箸が入れられる。

自然が変わる。

そして永遠へと旅たっていく

辻留