赤坂「花楽」が昼食を始めたと聞いて、勝手に救済。
限定１５食。煮穴子膳。
ふっくらと煮あがった上質の穴子が半匹分。尻尾側でラッキー。
わさびをかまして、御飯にのせて食べたら、笑いが止まらん。
極々細かく挽かれた黒こしょうをふってもなおうまい。
これだけで、御飯２膳は行けるのでは。
なにしろごはんは、後ろに見える羽釜でたいたもの。
香りよく、独立心に富んだ、光り輝くおまんまだ。
小鉢は、鳥挽きを混ぜたおから！
百合根と花びら茸を入れた、冷やし茶碗蒸し。
冬瓜の冷やし煮びたしに、大根と山芋のすりおろしをかけたもの。
新香は、きゅうりの糠漬け、大根の皮のたまり漬け、エリンギの有馬煮。
凡百の和食昼食とは違う、才が光る小鉢類。
一点の曇りもなし。
汁がないなあと思ったら、
あられ、刻み三つ葉、もみ海苔と熱い出汁が出され、
「よろしかったら、お茶漬けを」という。
うーん。
ゆえに昼から三膳。
〆はサツマイモ団子。
これで１５００円はお値打ちだ。