西麻布「アンバロン」を土曜日の昼下がりに救済。
カウンターは一人でのんびりとデジュネを楽しむ客で気持ちよさそう。
主菜に選んだのは、スペシャリテの「熊本産梅肉ポーク肩ロースのポワレ 粒マスタードのソース」。
かぶりつくと、歯が肉の繊維にぎしぎしと包まれ、噛むほどに肉汁が滲み出る。
まさに噛む喜びに満ちた豚で、肉を食らっているぞぉという気分で、鼻穴が膨らんでいく。キレのいい脂身もまたうまい。
陽光差し込むテラスで、豚の甘いいジュースに舌なめずりし、赤ワインをぐびり。
しあわせだなあ。
閉店