マンゴーの食べ方

食べ歩き ,

大江健三郎の『「雨の木」の首吊り男』で、マンゴーの食べ方を学んだ。

横に切って種を取り、スプーンですくったりはしない。

先端から皮を少しずつ剥いでは、あらわになった果肉にかぶりつく。

種をよけながら食べ進み、最後は種をつかんでひっくり返し、残りの果肉を食う。

こうして食べると熱帯雨林の中でむしゃぼり食っている風情があり、よりマンゴーとお近づきになれる。