芽室ビックリvol1
先週芽室にて、熱心な大人の生徒100人の前で講演をした。
その前に町内を生徒さんたちと周り、パン屋や菓子屋を訪ねて、名物を食べそれを僕が食レポをするという、希少な体験をさせてもらった。
さいしよは、1日メロンパンを千個売るというパン屋「あさひや」である。
メロンパンより驚かされたのは、甘納豆パンであった。
甘納豆というとイメージするのは、小豆を甘く炊いてあって少し固いものだが、こちらは大豆を柔らかく炊いてある。
だからバンの柔らかさと同調して、自然なのである。
ふわりとパンに歯が包まれると、甘納豆に出会い、砂糖の甘味ともに豆の甘みが滲み出す。
この豆の甘みを生かした点が、豆王国十勝らしい。
つまりアンパンより、豆の敬意を払った菓子パンなのである。
そこが気に入ってしまった。
しかしそれより驚かされたのは、バタートーストである。
厚切りにされたトーストは、バターが染み込んで焼かれ、いい色に仕上がっている。
予定にはなかったが、つい買ってしまった。
食べると、なんとあまい。
バタートーストにたっぷりとグラニュー糖をふりかけてあるのであった。
北海道の人は、甘いもの好き。
その事実がこの後も次々と暴露されていくのである。
以下次号。