甘辛く味付け、ご飯とかきこむやり方が、一番似合う 2020.07.03 食べ歩き , 白身魚 , 割烹 , 石川 Tweet のどぐろがふわりと崩れて、舌の上に乗った。 甘辛く、それでいて品のある漬け地と、脂の甘みが抱き合い、高みに登っていく。 慌ててご飯をいただけば、その甘い香りとのどぐろのうまみがとけあう。 ならばと最後は.魚をくずし、ご飯とよくよく混ぜて掻き込めば、魚とお米が渾然一体となって、体に幸せが満ちていく。 今や高級魚だか^、塩焼きでございと言って食べるより、こうやって甘辛く味付け、ご飯とかきこむやり方が、一番似合うと思う。 「片折」にて。