極めて質の高い魚が食べたい。極めて質の高い、牛の内臓類も食べたい。
博多「白金 塩田屋」は、食いしん坊なら誰しも思う、この二つの願いを叶えてくれる。
4日間熟成した11kgのアラは、箸を入れようとすると、抵抗するかのような筋肉の張りを見せる。
食べればブリンブリンとして歯を喜ばせ、味が後から後から湧き出て、追いかけてくるのだが、どこまでもきれいな滋味が、余韻に漂う。
鹿児島黒毛の分厚い生センマイは、ふっくらとして唐津の赤ウニの甘みと一緒になったことを、楽しんで笑っている。
巨大な黒むつは、特有のだらしなさがなく、うま味に一本筋の通った凛々しさがある。
鹿児島の黒タンは脂が美しく、余韻がどこまでも優しい。
ほうらどうです。食べたくなってきたでしょう。
でもこれはほんの一部、長年「塩田屋」で優れた内臓を扱いながら、実は釣り好き魚好きでもあった塩山憲二郎氏の執念が、帰結した店なのである。
その全貌は、こちらで
「白金塩田屋」博多 4・6
のれそれ、山芋
ホタルイカ
かなぎ。
生センマイと赤ウニ FB参照
ボタンエビと熊本の甘醤油。甘醤油が生きる道。
蛤とあおさの土瓶蒸し
呼子の鯛。香り良し。
5日間熟成させた、ヨコワの血合いと腹身。なんともエロい
ミンクのウネとさえずり。青唐辛子が合う
3.8kg 壱岐のヒラマサ 1週間寝かせ、凛々しく脂が綺麗、
7,8kgサワラ。脂の甘みが下にしなだれる
カレイの皮炙りお造り、いかり方が素晴らしい。噛む喜び
勝浦キンメ炙り、うなぎの骨を焼いたタレ
4.8kg黒むつ塩焼き、朝倉の大根。FB参照
長崎のタイラギ。
鹿児島黒毛のタンと腹身。素晴らしい。FB参照
アラとあん肝ソース、朝倉の天然なめこ
アラのアラでとったスープの雑炊。
持田農園のトマトと熊本の干し柿。
閉店