東京とんかつ会議194市ヶ谷「うちの」上ロースカツ定食(えごま三元豚)1410円
【肉2衣2油2キャベツ2ソース2ご飯2味噌汁2お新香2特記なし合計16点】各項目3点満点特記1点総計25点満点
昼夜、近隣のサラリーマンで賑わう、市ヶ谷駅近くのとんかつ屋である。夜に出かけたが、肴が多く、気軽な居酒屋として賑わっていた。飲食店が少ない市ヶ谷では、便利なのだろう。
上ロースカツが議題であったが、上ロースカツを頼むと、「今日は、1820円のえごま三元豚が、上ロースと同じ1410円ですが、どうしますか?」と聞かれ、思わず、えごま三元豚を頼んでしまった。宮崎でえごまを食べさせて育てている豚だという。
グラム数は170gだろうか。現れたとんかつは中粗の衣に包まれて、いかにも街場のとんかつ屋でございという顔をしている。一切れ目を食べると豚の甘い香りが漂った。だが二切れ目からは、香りが淡くなる。強火で一気に揚げただろう衣は、ざくっと軽快な音をたて、油切れはいいが衣がやや勝ち気味である。肉の脂の溶け具合はいい。
お新香は白菜とニンジンの浅漬け、キャベツはやや乾燥気味だが盛りがすごい。都内一ではないかと思う。これでおかわりが一回タダ(ご飯、味噌汁も)というのは剛気で、サラリーマンの懐と胃袋に優しい。これまたたっぷり壺に注がれたソースは甘辛目、味噌汁、ご飯も特記するべき点はない。
山本
【肉2衣2油2キャベツ2ソース2ご飯2味噌汁2お新香2特記なし合計16点】
河田
肉3、衣2、油2、キャベツ2、ソース2、御飯2、お新香2、味噌汁2、特記 なし 計17点