その昔、立石三大焼きとんといえば、「宇ち多」「江戸っ子」「ミツワ」だった。
だが再開発で「江戸っ子」はなくなり、「ミツワ」は閉店してしまった。
サラリーマン時代に、もつ焼きにハマり、脱サラして「江戸っ子」に勤めてしまったのが、写真左手厨房から顔を出している、人の良さそうな大島さんである。
10年前隣の青砥駅に店を出す。
名前は「小江戸」という。
3時開店だが、3時前から列ができ、回転と同時に満席になってしまうという人気店である。
受け継いだやきとんの質はよく、量もよく、値段もいい。
江戸っ子よりは気持ち甘めにしたタレが酒を呼ぶ。
下町ハイボールも「江戸っ子」にインスパイアされてもので、よくあるシロップではなく、フルーツジュースとブランデーを配合している。
だから酔う。
三杯も飲めばベロベロさ。
黒の Tシャツは、やきとんと料理担当、そしてそのサブ、そしてそして後ろの黒T女子は、ボールは彼女が作ると美味しくなるというちかちゃんに、店主の美人お姉さん。
このお姉さんが元気よく明るくて楽しい。