チェンチ 2017.01.08 食べ歩き , 米 , 葉茎菜 , 京都 , 根菜 , ご飯料理 , イタリア料理 , ジビエ Tweet 「チェンチ」での最後の皿は、「七草と猪のリゾット」だった。 青々しい香りが弾ける中で、猪の滋味がじっとりと滲み、森の中で猪が草を食んでいるかのような情景が、浮かび上がる。 「浜作」での、最初の一皿は、七草粥とカラスミを鋳込んだクワイの団子だった。 一口運ぶと、草の命が香って、体が浄化されていく。 クワイの淡い甘みが、舌に溶けていく。 昼の最後が夜の最初に繋がった今日一日に感謝をし、しみじみと無病息災を願う。 京都にて。