木佐貫TKG四段活用。
金沢の割烹「木佐貫」では、締めのご飯として4種類選べる。
その一つが卵かけご飯である。
白いご飯の上に黄身を乗せ、泡立てた白身を乗せるのがスタイルだ。
まず黄身少し潰し、ご飯と一口。
黄身とご飯の甘み同士の出会いを楽しむ。
次に削りたての鰹節をかけて、白身も混ぜて食べる。
鰹節の香りが加わって、幸せ感が走り出す。
だがここで再び思いがあり、おかわりをお願いした。
まずレンゲをもらい、白身だけを別皿に取り出す。
次黄身とご飯をよくよく混ぜて一口。
先ほどより黄身感が強まる。
最後に白身を戻し、潰さぬように食べてから君ご飯を食べる。
ふうわりと唇に触れる白身の感触が、心を焦らす。
後からとろんと君ご飯が追いかける。
我ながらよく思いついた。
だがすぐ反省する。
なぜ、塩をもらい、白身とご飯だけを先に食べてみなかったのかと。
五段活用は次の機会となった。
金沢の割烹「木佐貫」にて。





