魚介
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鎌倉「北じま」
異なる次元へ。
食べ歩きアンコウが、ファインティングポーズをとっていた。 「異次元のアンコウです」。 運んで来た女性がコーフン気味に言う。 アンコウに異次元も普遍もなかろう。 そう思……
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肉前の誘惑。
食べ歩きナスキロは、ステーキの店である。 ナスキロ焼きと呼ばれる、サシが入った肉でもあっさりといただけるステーキが、1人200g出される。 ステーキが焼けるまで……
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西麻布「ブルギニオン」
鮑と穴熊。
食べ歩き★白アスパラバハロアとムース、アメーラトマト トマト水 シマエヒ、レモンと新玉ねぎのソース、緑エビオイル ミネラル同士の出会い。 アスパラを生かすエレガ……
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青山 ドンチッチョ
食堂とはかくあるべし。
食べ歩き食堂とはかくあるべし。 バンコ(カウンター)は、食べ慣れた大人のカップルで、皆好きなように飲み食いしている。 皆大声で喋りながら、食べ、飲み、酔い、どの席にも……
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名古屋「ボッテゴン」
あさりと麺の関係。
食べ歩き「ボンゴレは、麺が見えてはいけません」。 そういうオーナーの意向の元に生まれた、地元産の大型あさりによる、美しいボンゴレである。 ひとつ身を外し、その貝殻を使……
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小川はな
<濡れた味>
食べ歩き<濡れた味> 濡れた味に惚れている。 それはどんな味かというと、液体に漬かった魚や肉、ソースがたっぷりとかけられた料理、というわけではない。 例えば「ニシンの……
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トゥーランドット臥龍居
奇怪な姿から優しき味へ。
食べ歩きエイリアンのミイラではありません 干し鱈である。 北海道は稚内で一軒でしか作られていない真鯛の寒干しで、 塩も使わずに寒干しした鱈は、伝統的な保存食の一つだ……
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鶴岡「いな船」
しょっぱいという正義。
食べ歩き「いいんですか? 血圧上がりますよ。ふふふ」。 塩引鮭を頼んだら、女将がそう言って、笑う。 「はい。承知です」と、胸を張って頼む。 やがて運んでくると、 「は……
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駅弁における箸問題。
食べ歩き「せっかく東京駅に来たんだから、シウマイ弁当買って帰ろうぜ」 東京駅を歩いていたらこんな、20代カップルの会話が聞こえてきた。 女子無言。 「なにお前、シウ……
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新発田「鮨登喜和」
初黒。
食べ歩きまた一つ。 生まれて初めて食べる食材に出会った。 黒穴子である。 普段食べる穴子は真穴子で、黒穴子は、青森から台湾までに生息し、真穴子より味が落ちるとされて……
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