赤坂「Furuya」にて

• 東京,
• フランス料理,
• 根菜,
• 貝類

生のあやうい色気と、焼いたかぐわしさを同居させて、帆立は佇んでいる。 越冬するために甘みを蓄えたコールラビのソースをすくい、野菜類や帆立と一緒に口に運ぶ。 ……

「カンテサンス」にて

• 東京,
• フランス料理,
• ジビエ

「いい仔猪が入ったんで、煮込んで見ようと思ったんです」。 珍しい。岸田シェフの煮込み料理には、めったに出会うことがない。 「シヴェ」といえば、野獣を赤ワ……

搾菜湯麺が運ばれてきた

• 東京,
• 中国料理,
• 麺料理,
• 漬物

搾菜湯麺が運ばれてきた。 スープを一口。ザーサイの酸味が塩味のスープに溶けて、馴染んでいる。 予測通りの味に一安心。 筍と豚肉、ザーサイを一緒に食べれば、……

惚れてもいいんだよ

• 白身魚,
• 和食,
• 割烹,
• 根菜,
• 京都,
• 甲殻類,
• 豆,
• 貝類,
• 川魚　淡水魚

「わたしに惚れてもいいんだよ」。 伊勢海老が囁いた。 目の前でさばかれた伊勢海老の胴体は、湯葉で巻かれて揚げられ、伊勢海老の味噌は、吉野葛でとじられて餡……

「秋刀魚、焼いて」　　＜京都の平生＞22

• 和食,
• 魚介,
• 光り物,
• 京都,
• 居酒屋,
• 野菜

「秋刀魚、焼いて」。 「ゴメン。秋刀魚終わってしもたわ。鯖はどうです？　今日の鯖はいいですよお」。 「そんなん　押し売りやん。・・・・食べる」。 「一……

「噛め」。肉はそう囁いた

• 牛,
• 和食,
• 割烹,
• 京都

「噛め」。肉はそう囁いた。 噛む。噛む。 じわじわり。肉のエキスが流れ出す。 その流入は止めを知らないかのように、噛むほどに口の中を満た……

神田　香川一幅

うどんとのディープキス

• 東京,
• 卵,
• うどん　ひやむぎ　そうめん、きしめん,
• 安くて旨い。B級　大衆食、1999円までの味

この店の極め付けは、「釜玉バターうどん」にある。 白きうどんを黄身の黄色に染めていく過程がたまらない。 そこにバターも加わって、うどんは薄黄色となり、艶やかさ……

行きは白身魚で失敗したので、帰りは鶏にした

• 鶏,
• 機内食

行きは白身魚で失敗したので、帰りは鶏にした。 名前を付ければ、「鶏もも肉のローマ風煮込み、パスタ添え　うどんもあるでよ」だろうか。 白身魚よりはましだった。……

〜酸味調味料〜

• カンボジア,
• 虫

それは爽やかな酸味を広げて、口の中を駆けて行った。 アリである。赤アリである。 言われなければ、アリとはわからない。 上のネギや手と比較するとよくわか……

映画のセットのような

• カンボジア,
• 川魚　淡水魚

映画のセットのようなシェムリアップの14キロ南、チョンクンニアハの市場にて。 雷魚、木登り魚、ヘビ多々。 雷魚2キロ2.5米ドル。