有いち

• 東京,
• 和食,
• 割烹

ある日、「インゲンと牛蒡の胡桃和え」を食べた。 地味な皿である。 しかしひとたび食べると、胡桃の香りの高さと品の良さに、顔が崩れた。 胡桃を、……

かつて門前仲町に

• 東京,
• 果菜,
• 居酒屋

かつて門前仲町に「浅七」という酒亭があった。 板戸を開けると、カウンターに立った着物姿のご主人が、「いらっしゃいませ」と、ややしゃがれた低い声であいさつする。……

隣に座ったのは

• 東京,
• カツ丼,
• 食べる人,
• 漬物

隣に座ったのは、女子大生（たぶん）だった。 二人とも背がすらりと高く、面長できれいな顔立ちをしている。 揃って頼んだのは、カツ丼だった。 オジサンではない……

＜駅弁勝負＞　第19番　続マイベスト

• 米,
• 弁当　駅弁,
• 長野県

譲らぬもの。 日本全国の駅弁の中で、これが一番だと思っている。 「おぎのや」の「玄米弁当」である。 恐らく日に３０個くらいしかつくってないのではないか。 ……

パセリソースの香りと

• 軽井沢,
• イタリア料理,
• ピッツァ　ピザ

パセリソースの香りとほろ苦み、モッツァレラの甘み、粉の甘い香り。 よく出来たピッツァに、軽井沢のそよ風と陽光が降る。 ナオキにて。

＜駅弁勝負＞　第18番　マイベスト。

• 弁当　駅弁,
• 長野県,
• 甲信越

食べて、減っていくことが寂しくなる弁当である。 駅弁は、ちょっとゼータクになりすぎていませんか？ 過ぎ行く光景が一番のご馳走で、その旅情を盛り上げてくれ……

僕が軽井沢で魅かれる店

• 軽井沢,
• 豚,
• フランス料理,
• 豆,
• シャルキュトリー,
• 甲信越,
• ナポリタン

僕が軽井沢で魅かれる店は、結局、東京や他県では出会えない店なのかもしれない。 だからもっとおいしい店もあるかもしれないけど、「小楽」や「無限」にいってしまう。……

もうワゴンデセールもプチフールもいりません

• 東京,
• フランス料理,
• スィーツ

「もうワゴンデセールもプチフールもいりません。お腹に入らないということではなく、この味わいの余韻を、ずっと楽しみたいのです」。 「レカン」の「クレープ・シュ……

中国料理店で

• 白身魚,
• 東京,
• 中国料理,
• 貝類

中国料理店で炭水化物を控えては、毒である。 なぜなら、このような魚の蒸し物が出てきたら、どうしたってこの蒸し汁にご飯をぶち込まないと、人生の意味がない。 ……

李南河で特製マッコリをやった

• 東京,
• アルコール,
• 韓国料理,
• 写真

李南河で特製マッコリをやった。 熱処理してないそれは、酸味が優しいのだが、複雑で、また味も、すっきりしているようで、多様な味が潜んでいる。 生きているマッコ……