鍋なべなべ
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川崎 両国
食べ歩き川崎 両国 創業昭和十二年。両国の裏通りに、黒塀囲いの粋な佇まいを見せる一軒家。店内は、入って直ぐの調理場を望む五席のカウンターと小上がり、奥の座敷に分か……
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神田須田町 ぼたん
食べ歩き神田須田町 ぼたん 明治三十年創業。風格漂う日本家屋は、東京都選定歴的建造物である、戦火を潜り抜けた昭和三年来の家屋。 下足番に靴を預け、中居さんに案内され……
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東京の夏の過ごし方
食べ歩き東京の夏はいけません。 もう、蒸し暑くっていけません。年々ひどくなってないですか。 まあ僕の場合は、夏の間はずっと軽井沢にいて、隅田川の花火大会を向島芸者と楽……
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危険な遊戯
食べ歩き場所は、神戸長田。看板も表札もない。 どう見ても民家。 自販機横の細長い通路を抜けると、カウンターとテーブル席が一つ。 ここでようやく、飲食店だと気づ……
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寄せ鍋こわい
食べ歩き寄せ鍋が嫌い。 ごった煮状態が多いからである。 無神経な輩が多いからである。 せっかくの海老や貝を、三つ葉やえのきを台無しにする馬鹿がいるからである。 ……
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この店を抜きにして、「鶏鍋」は語れない。
食べ歩きこの店を抜きにして、「鶏鍋」は語れない。 明治41年創業より、年中しゃも鍋一筋。風情がこぼれるしもた屋風木造一軒家の、二階の入れ込み座敷か個室で食べる。 ……
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またぎ
食べ歩きある夜、肉好きおじさんたちが集まりましたとさ。 40代後半から50代半ばまでのおじさんたち、6人が集ったのは、「またぎ」という店でした。 ご主人は、 ……
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湯気の向こうに、力士が見える。
食べ歩き師匠(ちゃん)と弟子(こ)が食事をすることから、 料理人を(ちゃんこ)と呼んだことから、 長崎巡業した関取が、中華鍋の「チャンクォ」を料理に用いたこ……
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「酸菜火鍋」
食べ歩き今年は三つ甕に漬けて、一つダメになったという。 「華都飯店」の白菜漬けは、大甕に白菜を丸ごと突っ込んで、塩も使わず醗酵させる。 キムチや糠付けのように、醗酵を促……
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ふく福。
食べ歩き「四つ葉でふぐ食べて悟ったね。安いふぐ食うんだったら他の料理食ったほうがいいって」。 こう、うそぶくのは、自分を欺くためである。 「ほんとは食いたいけど……
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