ちきちき

• 和食,
• 白身魚,
• 東京,
• ご飯料理

汁かけ飯のことを　「ちきちき」と呼ぶ女性がいる。 彼女はちきちきが大好きで 、いつもおかずが最後のほうになると 「○○　ちきちきする？」とおとうさんに聞かれ……

＜温める＞

• 和食,
• 山形,
• 豆,
• 発酵食品,
• しる汁物

「お客さん、納豆お嫌いじゃないですかあ」。 「好きです」。 「よがったあ。昨日から寒ぐて寒ぐて、あーこれは納豆汁だあって作ったんで、食べてください」。 ……

この店を抜きにして、「鶏鍋」は語れない。

• 和食,
• 東京,
• 鶏,
• ご飯料理,
• 鍋なべなべ

この店を抜きにして、「鶏鍋」は語れない。 明治４１年創業より、年中しゃも鍋一筋。風情がこぼれるしもた屋風木造一軒家の、二階の入れ込み座敷か個室で食べる。 ……

時折失敗。

• 東京,
• 和食,
• 笑い話,
• 干し魚,
• ポテトサラダ

一食たりとて気を抜かない。 毎日うまいもんを食べている。 私の食生活を、そのように想像している人は、意外に多い。 それゆえに、「えっ、そんなものも食べ……

正式立ち食いそばのお作法

• 立ち食いそば,
• 東京,
• 和食,
• 食のお作法

正式立ち食いそばのお作法 １、挨拶を欠かさずに 入るときは「こんにちわ」 出るときは「ごちそうさん」 立ち食いは、ドアがなく、日常との境界線がないゆ……

「つめあま」。

• 東京,
• 和食,
• 割烹,
• 和菓子

水ようかん 娘と二人で食べたら。 「あっ」といったまま 、目を丸くして、見つめあった。 そして笑う。 まさに、THEと、つけたい水羊羹。 ……

〆は豆ご飯。

• 和食,
• 果菜,
• 東京,
• 豆

なんと極薄に切られた胡瓜。 それでいて瑞々しく、しゃきっと弾ける。 椎茸、大根の切られ方にも理があって、 ゴマやむら芽などとも馴染んで、一つの味にまとまっ……

まずい話１

• 東京,
• 和食,
• カレー,
• まずい喜び

「この世に、まずいカレーは存在しない」。 そう信じ込んできた半生が、裏切られた。 「まずいカレーを出す店がある」。という話を聞いたのは、二十年前のこ……

塩握り好き

• 東京,
• 和食,
• おにぎり

なにも挟まない。なにも入れない。なにも包まない。 なにものにも、包まれない。 塩握りが好き。 冷たいご飯がもっちりと、直接唇に触れて心地よく。 塩化粧したご飯……

京都「天ぷらまつ」

まつの奇跡２

• 和食,
• 海老,
• 割烹,
• 京都,
• ご飯料理,
• 貝類,
• 川魚　淡水魚,
• てんぷら,
• うどん　ひやむぎ　そうめん、きしめん,
• しる汁物,
• スープ

アケビの上に盛られたおつくりに続いて 「美山の天然落ち鮎です。いまおいしいもんかけますから、まっとってください」。 そういってかけられたのが、真子と白子の塩漬……