食材
(4556件)-
味が舌に切れ込んでこない
食べ歩き味が舌に切れ込んでこない。鼻を突かない。 優しく広がって、素直に細胞と溶け合う。健やかな気分に満たされる。 そんな野菜だった。 栃木県の通称エビベジ……
続きを読む -
山形の
食べ歩き山形のいちご「おとめ心」とフロマージュブラン。 おとめ心とはちょっと名前が気恥ずかしいが、その名に準じて、甘く媚びすぎていない。 憂いを知らない純な甘み……
続きを読む -
銀座「サンタンデロ」
食べ歩き遊佐のヤマメと胡瓜、茗荷のスパゲッティは、様々な形に切られた胡瓜に工夫があって,清流の匂いに包まれる。 自家製ベーコンとコシアブラ、山アスパラガスのぺぺロン……
続きを読む -
肉を焼くということは
食べ歩き肉を焼くということは、本来は食べやすくするためのものである。 人間は、焼くということによって、風味を発見し、栄養を吸収しやすくし、脳を巨大化させていった。……
続きを読む -
お造りは、スズキと鰹
食べ歩きお造りは、スズキと鰹。 スズキはほのかなうま味を体に孕んで、静かに甘い。 鰹はねっとりと身がきめ細かく、あぶり香とともに溶けていく その後は、桜エビ……
続きを読む -
京都三条は鳳泉 <京都の平生>7
日記京都三条は鳳泉。くわいの入った豚の甘み溢れるシュウマイに、辛し鶏でビール。サクッと衣弾け、じわじわと辛味がつのる鶏肉にビールが合うんだな。ちょっと多いかなと思い……
続きを読む -
極上の空間
食べ歩き「水から蒸し、膨らませ過ぎない手前で火からおろすのが、一番おいしいのです」 そういって出された蛤は、ふっくらと身を膨らませながら、無垢な肌合いを艶やかに輝か……
続きを読む -
そこに人間の叡智の深淵を見た
食べ歩き「ナマコを使った中国料理の意味が解らない」といった人がいたが、その人に食べさせたかった。 銀座「趙楊」のナマコ特別料理会は、7種類のナマコ料理が出されたのであ……
続きを読む -
赤坂璃宮
炒飯の雄8 赤坂璃宮
炒飯は5種類。まずは璃宮炒飯とも呼ばれる基本、「叉焼とネギの炒飯」1785円を。 はらりと炒められた米は、しっかり焼かれて香ばしく、一口に入れた瞬間に笑みがこ……
続きを読む -
銀座 日本橋よし町
炒飯の雄7 日本橋よし町
食べ歩き銀座にあって日本橋を名乗るは、この店の由来にある。かつて日本橋芳町(現人形町)の花街にあった明治期創業の「大勝軒総本店」が閉店後、その料理長が開店した人形町「……
続きを読む