魚介
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さりげなさに情の深みがある。
食べ歩きまた映えない写真である。 ピンをわざと奥に絞ったので、余計かもしれない。 しかしこんな冷え込んだ夜には、このスープが最上のご馳走だろう。 「サエキ飯店」の……
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春とは、そんなものかもしれない。
食べ歩き春が、揺らいでいた。 ふくらみのある豊かなお汁を一口。 薄豆豆富を崩し、炙った甘エビを齧り、合間にふきのとうをいただく。 豆富を舌でつぶせば、ゆっくり……
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サエキ飯店
食べ歩きサエキ飯店3/27 ★牡蠣 上湯 茶碗蒸し。 ★大根餅 えびパン スナップエンドウ ★鳩の紹興酒漬け ★京鴨 鳥レバ……
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金沢「片折」3/23
食べ歩き金沢「片折」3/23 ★新湊のいわしと肝のソース せんな(葉わさび)、根三ツ葉、つくし。 脂がのった鰯の力、肝の綺麗さ ……
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<蓋を開けると、そこは雪国だった。>
食べ歩き<蓋を開けると、そこは雪国だった。> おかゆが、静かに降り積もっている。 匙をおかゆの中に差し込み、ゆっくりと持ち上げる。 すると、艶めかしく……
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体液と同化していく
食べ歩きなんてことだろう。 噛んだ瞬間に、アワビと自分の舌が同時に溶けていく気がした。 もはや柔らかいという表現では届かない、しなやかさがある。 歯が、そのい……
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うなぎゅう
食べ歩き“うなきゅう“ならぬ、”うなぎゅう“である。 片面だけ焼かれた牛肉の中には、うなぎの炭火焼とスミイカのパエリャが隠れていた。 こうした旨味が強いもの同士……
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炭火割烹 いふき
食べ歩き「炭火割烹 いふき」の始まりは、「酒を飲めえい」という声から始まる。 薄い染付や朝鮮唐津などの、銘器に盛られた向付が、酒を恋しくさせる。 湾内で取れたという……
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大夢2/26
食べ歩き大夢2/26 早春 春の芽吹き、穏やかな春をあらわしている 節分のお飾り、柊はチクチクとして、イワシは臭みがあって鬼が嫌がる。 床の間には苔の生えた古木……
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エレガントなマグロ
食べ歩きエレガントなマグロだった。 口に入れると、繊維などなきかのように崩れ始め、酢飯と抱き合う。 その時、噛むのではなく舌の上に乗せたまま、そおっと上顎に押し当て……
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