鍋なべなべ
(228件)-

湯気の向こうに、力士が見える。
食べ歩き師匠(ちゃん)と弟子(こ)が食事をすることから、 料理人を(ちゃんこ)と呼んだことから、 長崎巡業した関取が、中華鍋の「チャンクォ」を料理に用いたこ……
続きを読む -

「酸菜火鍋」
食べ歩き今年は三つ甕に漬けて、一つダメになったという。 「華都飯店」の白菜漬けは、大甕に白菜を丸ごと突っ込んで、塩も使わず醗酵させる。 キムチや糠付けのように、醗酵を促……
続きを読む -

ふく福。
食べ歩き「四つ葉でふぐ食べて悟ったね。安いふぐ食うんだったら他の料理食ったほうがいいって」。 こう、うそぶくのは、自分を欺くためである。 「ほんとは食いたいけど……
続きを読む -

汁かけ飯論2
食べ歩き , 日記飯に汁をかけるという食方法は、平安時代以前からあったようで、『枕草子』や『源氏物語』にも湯漬けという名で登場する。 戦国時代の武将も、出陣前に湯漬けを食べ……
続きを読む -

蟹大根鍋
食べ歩き浅草に「牧野」という店あり。 「いやだあ牧元さんたら、うちはふぐ屋で蟹鍋の店じゃないんだから。あまり人に言わないで」 と、女将さんは言うが、いいなが……
続きを読む -

すっぽん さ く ま
食べ歩き赤坂の閑静な裏路地に佇む、堂々たる日本家屋。風格漂う門を潜り、女将に出迎えられ、時が染み込んだ座敷へと案内される。 すっぽん専門で 年。座敷に落ち着き、突き……
続きを読む -

唐 井 筒
食べ歩きビルの地階、白地にすっぽんの絵を染め抜いたのれんをさりげなく出す。 初めて訪れるなら、すっぽん一匹コース(2〜3人前)をぜひ。初めにリンゴジュース割りの生き血、……
続きを読む -

台所への道
食べ歩き「あーら牧元さん。覚えてるよー。会いたいわー。わたしはすっかりおばちゃんになっちゃったけど」。 6年ぶりに電話した。 相変わらずかわいい、津軽なまりの女将さ……
続きを読む -

牛蒡ごぼう6 鶏との出会い
食べ歩き肉との出会いは続く。 「甘辛い味わい。そして鶏との相性でうならせるんは、京都の「草食なかひがし」や。かしわのすき焼きとゆうんを冬にやらはるんやけど、かしわ……
続きを読む -

牛蒡ごぼう5 魚と肉
食べ歩き「ごぼう料理ゆうたら、これはどや。京都の名物ちりめん山椒てあるやろ。あれに薄い笹がきを入れて一緒に炊いた、ごぼうじやこ」。 「うまそうじゃねえか。京都か」……
続きを読む