鍋なべなべ
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中庭の藤が咲き枝垂れるころ
日記中庭の藤が咲き枝垂れるころ、岡山「紺屋荘」では、「鮑とレタスのしゃぶしゃぶ」が用意される。 若女将が、薄く薄く切った鮑とレタスを、出汁に潜らせて取り分ける ……
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今年も名古屋「得仙」に席をいただいた
食べ歩き今年も名古屋「得仙」に席をいただいた。 ずらりと並んだ最上級の食材。伊勢の伊勢エビに、赤穂のまるまると太った牡蠣。葱も春菊も三つ葉もしん薯も、この上なく上質……
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危険な鍋である
食べ歩き危険な鍋である。 スープは、毛湯をベースにした麻辣湯と薬膳豆乳湯に茸湯。 大きな朝鮮人参が入った薬膳豆乳湯は、豆乳と朝鮮人参の匂いを和らげるため、金華ハムが……
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湯島「いづ政」
一回鍋で食ってからじゃなきゃ、この味が出ねんだよなあ。「いづ政」
食べ歩き「鍋にホタルイカと水菜入れて、雑炊作ってもこの味は出ないんだな。やっぱり一回鍋で食ってから、その後の出汁で作んなきゃ、この味が出デねんだよ。なあ」。 親父は、が……
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荻窪「しゃも重」
食べ歩き荻窪「しゃも重」20年ぶり救済。 お母さんも息子さんも元気。ただし客はわれらのみ。救済急務。 店名はしゃもだが、出すのは鴨(以前は焼鳥もやっていた)。 ……
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イカ鍋
食べ歩き千住大橋ときわにて、とんかつ、メンチにハムカツ食べて、忘れちゃならねえ、イカ鍋だ。
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わたしは、つねづね
日記わたしは、つねづね、過大評価をする性格である。 日本橋街大学から「鍋の講師」を頼まれ、これは即日満席となって、嵐のコンサートチケット級のプレミアムになると予測……
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閑雅というのだろうか
食べ歩き閑雅というのだろうか。 新橋「ひろ作」の料理は、静かに美しい。 蟹や鮑、寒ぶりが登場しても、「どうだっ」という気負いがなく、しみじみとしたおいしさ宿った品位……
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官能に直接会いに来るやつ
食べ歩きこいつは、どうしていつも、官能に直接会いに来るのだろう。 他の魚の白子とは明らかに違う、無垢の禁断があって、舌と能をたぶらかす。 圧倒されるようでいて、品が……
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昼のすき焼きは
食べ歩き昼のすき焼きは禁断である。 昼からこんなゼータクしていいのか、いつかバチがあたるのではないかという、罪悪感があるので、余計にうまい。 東京では珍しい関西風す……
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