揚げ物
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~西明石「ピコ」の夜~
食べ歩き~西明石「ピコ」の夜~ 新ちゃんのお母さんが炊いたという、「鱧の子」は、穏やかなうま味が舌を包んで、しみじみとうまい。 命のつたなさとたくましさが味にあっ……
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どかんどかんどかん
食べ歩きどかんどかんどかん。 料理の皿が置かれるたびに、音が鳴り響くようだった。 ここは石鏡漁港。漁港の脇にある質素な定食屋に、それこそ全国から客がやって来るのであ……
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次々と繰り出される肴が、酒を飲め飲めいと囁きかける
食べ歩き次々と繰り出される肴が、酒を飲め飲めいと囁きかける。 鱧の炙りに始まり、蒸し鮑で冷酒をいき、妖艶なる鮪のトリュフ塩マリネ卵黄がけで、喜久酔特別純米と移る。 ……
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後楽園「フーゴー」。
危険なメンチカツ
食べ歩き危険なメンチカツである。 通常のメンチカツはご飯が欲しくなるのに、これは猛烈に、赤ワインが恋しくなる。 原因は、京都「中勢以」より仕入れた、但馬牛の熟成肉を1……
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イカ鍋
食べ歩き千住大橋ときわにて、とんかつ、メンチにハムカツ食べて、忘れちゃならねえ、イカ鍋だ。
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ハントンライスをしってるか?
食べ歩き君は、金沢ハントンライスをしってるか? デミかけオムライスに、白身魚のフライとタルタルを載せたものである。 金沢の人に 話すと、キャッとか、ワッとか言う、ツ……
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品があるのに、攻めてくる
食べ歩き品があるのに、攻めてくる。ぐいぐいと攻めてくる 優しいのに、凛々しい。 揚げても鯛。フライにしても鯛。魚の王様なのであった。 「魚のフライは鯛が一番」と智……
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平安 <京都の平生>10
食べ歩き大衆食堂には常として、なぜその名前がついたか判明できぬ料理が存在することがあるが、これがまさにそれである。 鶏の唐揚げに、豆板醤を混ぜた甘酢あんをかけた料……
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「鱧リング」
食べ歩き「鱧リング」。 鱧ドーナツといってもいい、素っ気ないお姿である。 あの鱧の、どうだあという威圧感はない。 一口齧って笑う。 鱧の甘みがとろろ昆布のぬるり……
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いい庄内牛が入りましたので
食べ歩き「いい庄内牛が入りましたので、カツにしましました」。 ああ、こりゃ反則だ。 こりゃ揚げでなく、焼きカツだね。 サクッと香ばしい衣は、タルトのようにほの甘く……
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