料理とはこういうことなのか。

• 東京,
• 和食,
• 木ノ実ナッツ類　栗,
• 割烹

揚げ銀杏である。 下に敷かれしはカカオ。上にかかりしは昆布茶。 銀杏のほろ苦みとカカオの苦み、昆布茶のうま味と銀杏のほろ甘み。すべてが繋がって、銀杏の個性を……

身欠きニシンを

• 東京,
• 和食,
• 果菜,
• 割烹,
• 干し魚

身欠きニシンを噛めば、ほろりと崩れる。 舌の上に流れた滋味は、鈍色の甘みがあって、しみじみとしみじみと生きている瞬間を考える。 焼きなすの香りとほのかな甘み……

今週の食日記

• 和食,
• 立ち食いそば,
• 東京,
• 白身魚,
• 朝食,
• 牛,
• 光り物,
• 豚,
• 割烹,
• 京都,
• 居酒屋,
• 鶏,
• イタリア料理,
• 鴨ほか鳥類,
• ジビエ,
• 甲殻類,
• シャルキュトリー,
• すし,
• 麺料理,
• パスタ,
• 鍋なべなべ,
• しる汁物,
• ステーキ,
• スィーツ

今週の食日記〜これがタベアルキストの実態だ〜いずれは報告しますが、まずはメモ代わり 月曜　朝　コンビニサンド　　　 昼　愛農高校学食　ソフト麺ミートソース　……

マコガレイは人を馬鹿にしているのかもしれない。

• 東京,
• 白身魚,
• 割烹

マコガレイは、人を馬鹿にしているのかもしれない。 いや正確に言えば、馬鹿にしているのではなく、人間の叡智の及ばぬ場所にいる。 銀座「智映」で思った。 明石……

〜色気の奥味〜

• 東京,
• 和食,
• 白身魚,
• 果菜,
• 割烹

〜色気の奥味〜 清楚で、さらりとしていていながら色気がある。 でも男なら、誰もが落とされてしまいそうな、わかりやすい色気ではない。 その手前の、成熟せ……

最近の梅干しは

• 博多,
• 割烹,
• 漬物

最近の梅干しは、腑抜けている。 甘さで媚びて、本来の役目を忘れている。 大分の梅で作ったという、博多「畑瀬」の梅干しは、ふっくらと大きく、赤い体を誇らしそう……

なんもしてません

• 和食,
• 軽井沢,
• 白身魚,
• 割烹,
• 野菜,
• ご飯料理,
• しる汁物

「なんもしてません。炊きたてのご飯です。うちのご飯が柔らかいんは、固いと、今までお出した料理の流れから浮いてしまうからなんです」。そう言ってご主人は静かに微笑ん……

じわじわと、じわじわと。

• 和食,
• 白身魚,
• 東京,
• 割烹,
• ご飯料理,
• 丼,
• しる汁物

じわじわと、じわじわと。 甘鯛のうま味溶けて、汁の深み増す。 ゆっくりと、体を満たす気に、「はあ〜」と喜びのため息をつく。 そっと香る松茸は切なさで、熱暑……

昨日、高知で

• 東京,
• 割烹,
• 赤身魚

昨日、高知で毎日カツオを食べたぞと書いたせいだろうか。 東京に戻って、青山の割烹「いち太」でもカツオが出された。 気仙沼沖のカツオは、まだ若かいが、それに合……

目の前に表れた時、一瞬なんだかわからなかった

• 果菜,
• 割烹,
• 京都

目の前に表れた時、一瞬なんだかわからなかった。 焼き茄子である。加茂茄子の焼き茄子である。 焦げるほど焼いて二つ折りにし、ヘタの部分を立てるように置かれ……