割烹
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懐石 大原
食べ歩き , 寄稿記事「世の中でつまらないものは、書家の書と、料理屋の料理だ」。 北大路魯山人が語っていた言葉である。そこには、はしりを使い、技巧に走りすぎては、面白くない、ま……
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出町柳「御所雲月」のお昼ご飯。 <京都の平生>18
食べ歩き柳鰈の身は、ほんわりと甘く、皮はパリッと香ばしい。 ひろうすの有馬煮、蕗と椎茸、百合根の白和え、麩と菜の花の酢みそかけ、温泉玉子の胡麻ソース。細切り人参と筍の……
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還暦の祝い
食べ歩き還暦の祝いで、湯木さんが「かぶと焼き」を用意してくださった。 まだ大海の中で、生きていかんとしているような気配を残した、見事な火の通しでで、鯛は舌の上で爆ぜ……
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甘鯛
食べ歩き「今日はいいアマダイがはいりました」。 そう言って森川さんは、堂々たる体躯の甘鯛をまな板にのせた。 一塩されて運ばれた甘鯛は、自らの体を誇るかのように輝……
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豆三題3
食べ歩き豆三題3 「うすい豆の煮びたし」を上手にできることこそが、いい料理人の証だと、昔上野修三さんがおっしゃっていた。 豆が煮られていることに気づいていない。……
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西麻布「真由膳」
誠実な人柄がにじむビーフシチューでご飯。
食べ歩き久々に西麻布「真由膳」。 以前は予約至難だったが、最近はそうでもなく、救済必要。 白菜とお揚げの炊いたん、ポテサラ、湯豆腐、蕪の炊いたん、椎茸肉詰めと、おばんざ……
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真なる感謝の心とは
食べ歩き「冬の厳しさに耐える為、野菜はミネラルを蓄えます。その野菜を煮出した汁です。出汁も塩も使っていません」。 中東さんは、孫の旅立ちを見守るような優しいまなざ……
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1/5から1/22までの全食べ歩き記録
食べ歩き胃袋と肝臓はよく頑張ってくれているなあ。 1/5からのタベアルキスト活動を開始し、1/22までの全記録を載せてみた。 ある理由がある故作ったのだが、その理由……
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天竜「竹染」
ラスト猟師。
食べ歩き店主片桐邦雄さんは、料理人であり、猟師である。 罠にこだわる猟師である。 毎朝、罠を見回り、かかった獲物を生きたままジムニーに載せて運び、解体する。 血が筋肉……
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希代の料理人
食べ歩き希代の料理人である。 一見奇抜な料理であるが、驚きの中に必然がある。 食材の力を思いやった、敬意に満ちている。 独特の風味を持つ今市カブは、昆布〆にして、……
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