割烹
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「たまる」の甘
食べ歩き , 1日1甘「甘いの食べるかい?」 「はい」と答えると、ご主人はしょうがないなあという顔をした。 それでいてどこか嬉しそうである。 「かみさんが、外で食べる寒天は匂いがあ……
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頬、肝、米、茄子、大根、胡瓜。
食べ歩き「今日は取っといたから。骨になったらこれかけてしゃぶって」。 そういうと、あんこうの頰肉の唐揚げを出してくれた。 ブリッブリッ。 肉が歯の間で、踊るように弾み……
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荒木町「たまる」
荒木町に夜が落ちる。
食べ歩き花街の面影が残す石畳に、夜が落ちた。 暗闇が迫る路地に一軒、明かりが灯る。 大きな提灯には、「あんこう」とだけ、書かれていた。 木戸をガラリと引く。 「こん……
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道人
シメご飯 , 1日1甘 , 食べ歩き★貝寄せ。蒸し鮑、肝。赤貝土佐酢ジュレと黄身酢。本ミル貝炙り。こごみ、うるい。 ★煮物椀 千葉の蛤、しんわかめ 物妻女の筍。 ★お造り 明石の鯛……
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「道人」のシメご飯
シメご飯 , 食べ歩き京都「道人」のシメご飯 佐賀のコシヒカリの煮えばな 二膳目は、牛肉と花山椒をおかずに、おしんこの中のウニがご飯泥棒 色ご飯は、筍ご飯。 汁は……
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「貴山」のシメご飯
シメご飯 , 食べ歩き3/26[ 日本橋「貴山」にて 炊きたてご飯に、牛肉時雨煮、お新香。焼き海苔、鯛のゴマだれ和え もしお腹が空いていたら、時雨煮で一膳、ごまだれ和えで一膳、ごま……
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「浜作」のシメご飯
食べ歩き , 1日1甘3/23 京都「浜作」にて 本日は、竹の子と薄い豆の筍ご飯。 味噌汁はあえて具はなし。 春の命を体一杯に宿しました・ 感謝 ……
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元赤坂「辻留」
鰆と永楽。
食べ歩き永楽の緑交趾皿に、魚が座っている。 鰆の祐庵焼きである。 江戸時代の茶人、北村祐庵(堅田幽庵)が考案したという料理で、魚を幽庵地に漬けて焼く料理である。 お……
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金沢「片折」
八幡巻の真実。
食べ歩き今まで幾度となく食べてきた料理の真実を、ある日気づくことがある。 たとえていえばこの「牛肉の八幡巻」である。 ゴボウの名産地である京都八幡市(八幡村)の郷土料……
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新富町「味幸」
胡麻豆腐が愛おしい。
食べ歩きフグも松葉蟹も出された。 フグの白子も、鯛も白甘鯛も続いた。 だが、他愛もなき根いもの炊いた皿に心が動くのはなぜだろう。 京菊菜と椎茸の胡麻酢和えの、酢の加減……
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