フランス料理
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長谷川稔7/10
食べ歩き長谷川稔7/10 1. キンメ。 いきなりスペシャリテのキンメである。数時間火入れして、最後に鱗を浮かせながら加熱してパリッと焼き上げる。以前いただいた時も……
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自分の無力さを、また知った
食べ歩き自分の無力さを、また知った。 この魚料理を前にして、人間の無力さを教わった。 いい料理とはそういうものかもしれない。 精妙に精妙に、丹念に丹念に加熱された……
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色気がにじむ料理
食べ歩きフランス料理は、色気がにじむ料理である。 食材を一回バラしてから、再び結合させる時も、味わいの多層構造を目指す時も、食べて艶を感じたい。 一口食べて、どうし……
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やがら
日記やがらは、体長1mを超える細長い魚で、旬は冬だが、こうして夏にもいいやつがいる。 嘴のような吻といい、おいしそうには見えないが、実は繊細な味わいがある魚であ……
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梅と紫蘇のスープはまだですか?
日記コートドール 「梅と紫蘇のスープはまだですか?」 「あと1週間くらいですかね」と、斉須シェフ。 「それは梅やしその状態から考えるのですか」 「いや自分の……
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三田「コートドール」冷製季節野菜の煮込み コリアンダー風味
食べ歩き三田「コートドール」の「冷製季節野菜の煮込み コリアンダー風味」である。旬の野菜類を蒸し煮にしたこの料理は、斉須政夫シェフが自ら日々作っている。 言ってみれば……
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全員20代である
日記全員20代である。 一人ずつインタビューをした。 料理人を両親から反対されて、大学の法学部に進学したが、やはり夢を捨てきれずに大学を辞めて、この道に進んだ人……
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「ピエール・ガニエールトーキョー」
食べ歩きロティされたロゼール産乳飲み仔羊のキャレは、歯を優しく受け入れる。 まだつたない筋肉が、砕けていく。 その食感に柔らかなムール貝が加わって、すこし色気を落と……
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富山「Levo」にて
食べ歩きその小さな円筒に熊のすべてがあった。 熊の心臓、舌、胃袋を調理し、熊の腕肉に詰め、さらに極薄切りのジャガイモで巻いて、ロティしてある。 ソースは熊のジュ……
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3回目の「Levo」
食べ歩き3回目のの「Levo」である。 来るたびに驚かされる。 進化などという陳腐な言葉は使いたくない。 その喜びを伴った驚きは、谷口シェフが自信を得……
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