蟹
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六本木「ブリアンツァ」
かぼちゃと上海蟹。
食べ歩きかぼちゃと注文したら上海蟹が出てきた。 正確には、「カボチャのトルテリーニが食べたい」である。 無茶振りでもなんでもない。 しかし奥野シェフは、ひねりにひねっ……
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神戸元町「二位」
2度と出会えない料理。
食べ歩きここにもまた、一生誰もいけない店がある。 「敦煌」と同じく、閉店まで席は満席で、誰もいくことは叶わないのである。 かに肉と蟹子の炒めは、一口入れた途端、蟹の甘……
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三越前「蟹王府」
上海の夏。
食べ歩き上海のお金持ちたちは、多分こんな料理を専属料理人に作らせて、食べているんだろうな。 そう思わせる、「蟹王府」の夏のメニューである。 前菜はいかにも涼しげな東……
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母の料理。
食べ歩き亡き母は、中国料理が得意だった。 手本にしていたのは、昭和33年に出版された王馬 熙純(おうま きじゅん)の料理本を取り出し、親戚を呼んで、得意料理だっ……
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銀座「はち巻岡田」
垢抜けた色気。
食べ歩き江戸っ子が最も大切にした美意識である「粋」とはなんだろうか? 九鬼周造は、「いきの構造」の中で、粋とは、「媚態」と「意気地」と「諦め」の3要素から成り立って……
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ホテルニューオータニ ヴェッラビスタ
春を告げる料理たち。 de l’hiver au printemps
食べ歩き春はもうすぐ。 料理たちはそのことを伝えていた。 淡雪の下から、肥沃な土が現れる。 刻んだセップやナッツを入れ込んだ、パースニップの土である。 その鮮やかな……
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金沢 片折
お客さんを幸せにしたい
食べ歩き「今夜は幸せでした」。 1人の女性客が言われた。 「ありがとうございます。そう思っていただけることが、何よりも嬉しいです。ほくらが何のために料理を作っているか……
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金沢「片折」
蟹味噌ご飯という純心。
食べ歩き松葉蟹のミソを溶かし、そこにご飯をぶち込む。 もう想像するだけで、たまらない。 今まで何度もいただき、何度も悶絶してきた。 しかしこの蟹味噌ご飯を食べた時、目……
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銀座「からく」
寿司屋でワイン。
食べ歩き寿司屋ではワインを飲まない。 だがここにくると、ついワインを飲んでしまう。 まずはシャンパンで、叩きイカとキャビアのにぎりにはじまり、牡蠣の玉締め、鯛の昆布締……
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日本橋 三越前 蟹王府
盆菜2
食べ歩き盆菜一皿目は、伊勢海老、フカヒレ、アワビ、ナマコ、ガチョウのもみじ、魚の浮袋、肉団子、豚足、ブロッコリーが盛られた。 伊勢海老は上品なあまみを滲ませながら、……
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