根菜
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ただのゆで卵がなぜここまでおいしいのだろう。
食べ歩きただのゆで卵がなぜここまでおいしいのだろう。 トマトの甘みが玉子を包み込んで、食べた瞬間に大笑いしたくなる愉快がある。 きっと、トマトをどこまで煮詰めれば正……
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ジャガイモ料理がうまいシェフは
食べ歩きジャガイモ料理がうまいシェフは、腕がいい。 銀座「ストック」の新シェフが作るマッシュポテトは、芋の香りを漂わせながら、なめらかに口の中をすぎていく。 重……
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新宿「つな八」
春に深々と感謝する。
食べ歩きようやく春が来ましたね。 東京でも、ウグイスが鳴き、梅の花が咲き出しました。 この季節は、冬に甘さを蓄え、空に向かって伸びんとする、野菜が愛おしい。噛めば、切……
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「スパゲッティー スペック 玉ねぎ ペコリーノチーズ 黒胡椒」
食べ歩き玉ねぎは、ほのかに甘く、スペックは、燻香を漂わせながら滋味を滲ませ、ペコリーノは塩気とうま味を絡ませ、黒胡椒の刺激がキックする。 四者の個性が明確なのに、丸い……
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赤坂「Furuya」にて
食べ歩き , 日記生のあやうい色気と、焼いたかぐわしさを同居させて、帆立は佇んでいる。 越冬するために甘みを蓄えたコールラビのソースをすくい、野菜類や帆立と一緒に口に運ぶ。 ……
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惚れてもいいんだよ
食べ歩き「わたしに惚れてもいいんだよ」。 伊勢海老が囁いた。 目の前でさばかれた伊勢海老の胴体は、湯葉で巻かれて揚げられ、伊勢海老の味噌は、吉野葛でとじられて餡……
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富山という土地の豊穣
食べ歩き静かなお椀だった。 一口。淡い滋味が忍び寄る。 新湊の鱧は、動物的なたくましさを広げ、れんこん餅は、素朴な甘みで心を包む。 その対比を、仲睦まじく感じさせ……
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どや?あんたの揚がり具合は?
食べ歩き「どや? あんたの揚がり具合は?」 「どやってあんた。一緒に揚げられて、半分に切られてるんやから、あんたも私も同じや」。 「そやったな。しかしお互い、いい色……
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標高1000mの朝食。
食べ歩き竃炊き御飯に、菜っ葉とタマネギの味噌汁。 野菜の煮物にそば豆腐。煮ジャガにキャベツと昆布の和え物。 味噌味のとろろ芋と鶏の味噌漬け焼き。お新香に伊勢の里の番……
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虎の門「ピルエット」
食べ歩きフランスのMOF(国家優秀職人)受賞シェフであるエリック・トロション氏(パリのSemilla)をアドバイザリー・シェフに迎えた、複合レストラン。 木材を中……
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