果菜
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吉祥寺「雲蓉」にて。
酢豚にパイナップルは必要か?
食べ歩き酢豚にパイナップルは必要か? 「パイナップルが入らない酢豚は、酢豚ではない」。 「炒め物に、甘酸っぱい果物が入るなんて、許せない」。 永遠に論議されるテーマで……
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札幌「ラサンテ」
生気の交換。
食べ歩き「マッキーさんとんかつがお好きだから」。 そう言って高橋シェフは、ボークカツを運んできた。 エレゾ豚のカツである。 カリリッ。 香ばしい衣が弾けると、歯が肉……
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赤坂「辻留」
台風去って夏来る。
食べ歩き台風去って夏来る。 「辻留」で、夏を満喫させていただいた。 辻留6/3 2023 ★向付 カレイの洗い 胡瓜 青とさか 莫大 山葵 ムラメ 皿 永楽 緑……
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三越前「蟹王府」
上海の夏。
食べ歩き上海のお金持ちたちは、多分こんな料理を専属料理人に作らせて、食べているんだろうな。 そう思わせる、「蟹王府」の夏のメニューである。 前菜はいかにも涼しげな東……
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札幌「アグリスケープ」にて。
愛しい気持ちが迸る。
食べ歩き吉田夏織シェフは、ユーミンのような人である。 笑みをたたえた眼差しと穏やかな口調で、野菜や肉への恋を語る。 野菜や山菜、羊や豚、鶏のことを、自分の……
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博多「畑瀬」
博多ではもう、ここにしか行かんけん。
食べ歩き博多では、様々な店に行ったが、もうここしか行かんように、なってしもた。 「マッキーさん、野菜好きやから」と、前菜は、名残の山菜などの料理だった。 酸味と甘味……
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三越前「蟹王府」
〈上海の夏1〉
〈上海の夏1〉 目の前の皿から、香りが立ち上った瞬間、「大至急ご飯ください」と、勝手に口が動いていた。 「エビのすり身の青唐辛子詰と豚肉のバシル炒め/层塔……
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青山「ラ・ブランシュ」
37年来の料理・
食べ歩き春だというのに、その日は曇っていた。 34歳だった僕は、青山のフランス料理店に向かっていた。 1989年のことである。 窓際の席に座り、渡されたメ……
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乃木坂「鰻の刻(ウノトキ)」
Unotoki。
食べ歩き乃木坂に、新しい鰻屋がうまれた。 名を「鰻の刻(ウノトキ)」という。 天草の海養殖の鰻を使わい、昼時のみ営業されている。 ミナラル豊富な天草の海ということも……
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母の料理。
食べ歩き亡き母は、中国料理が得意だった。 手本にしていたのは、昭和33年に出版された王馬 熙純(おうま きじゅん)の料理本を取り出し、親戚を呼んで、得意料理だっ……
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