二度手間ですいません。

• 東京,
• 居酒屋,
• サービス

「二度手間ですいません。レモンもください」。とツレが気を利かしたら 「お客さんなんだから、わがままどんどん言ってくださいねぇ」と、やっちゃんが渋い声で答える。……

分厚いちくわが

• 東京,
• 居酒屋,
• 揚げ物

分厚いちくわが歯に食い込む。 青海苔と油の香りが鼻に抜けて、胃袋を鷲づかむ。 ちくわのちくわたるほの甘みが追いかけて口を満たす。 笑う笑う。 すぐまさビ……

きれいな脂は、切ない。

• 東京,
• 和食,
• 白身魚,
• 魚介,
• 魚内蔵,
• 魚卵　白子,
• ウニ,
• すし

それを舌に乗せると、てれんと舌に横たわり同化するように消えていく。 脂が豊かなのにきれいで、醤油のうま味と丸くなじんで、心を濡らす。 鮪カマの脂のヅケである……

その肉まんはさりげない。

• 豚,
• 中国料理,
• 点心

その肉まんはさりげない。 形もどうだっという大きさではなく、普通である。 だが口をあんぐりと開けて噛んだ瞬間に、皮の香ばしさに気づいてニンマリする。 とい……

風邪対策

• 東京,
• 中国料理,
• スープ

ここ数日の無理がたたったか、風邪気味である。 一応風邪薬は飲むが、信用していないのて、こういうときは、知り合いの中国料理店に飛び込む。 喉が痛い風熱タイプな……

どうしてこんなに、心がほぐれるのだろう。

• 東京,
• 揚げ物,
• 洋食

どうしてこんなに、優しくなれるのだろう。 どうしてこんなに、心がほぐれるのだろう。 カリリ。衣が音が立てる。 芋が穏やかな、大地の甘さを滲ませる。 牛肉……

ここには1年中

• 東京,
• 白身魚,
• 割烹

ここには1年中、ひらめの昆布〆がある。 舌に乗せれば、しっとりと密着して、昆布の旨味とひらめの甘みが溶けていく。 互いに出会えてよかったねと言い合ってい……

長崎の夜を締めくくるのは

• 居酒屋,
• 長崎,
• ご飯料理,
• おにぎり,
• 安くて旨い。B級　大衆食、1999円までの味

長崎の夜を締めくくるのは、誰がなんといってもラーメンではなく「かにや」である。 おにぎりは３０種類。注文すると木枠に米を置き、ネタを包み、軽く握る、東京で言う……

山中でくえ。

• 白身魚,
• 長崎,
• 鍋なべなべ

こんな山の中で、クエが食えるのかい？ ダジャレを言っている場合ではない。 クエは平戸の名物なのである。 不安を抱きながら山道を走ること３０分、店は忽然と現……

長崎の二大餃子

• 長崎,
• 餃子

長崎には「雲龍亭」と「宝雲亭」という餃子の店がある。 「雲龍亭」が創業６０年、「宝雲亭」創業54年。ともに小さい餃子で人々を惹きつけ続けて、市内に何店舗かある……