和食
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カマスは男だった
食べ歩きカマスは男だった。 流麗な体を持ちながら、不器用で、あか抜けない。 ややもすると、野暮ったい。 そこがいじらしい。 だから油とあう。 天ぷらなんか最高……
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中国帰りに,]この絵はたまりません。
中国帰りにこの絵は、たまりません。 代々木上原「おこん」七夕コシヒカリ新米の炊き立てに生卵。 炊き立てご飯に、削りたてのおかかとわさびを載せて 新……
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青パパイヤ
食べ歩き青パパイヤといえば、僕はタイのサラダ、ソムタムしかしらない。 未成熟のシャキシャキを楽しむものだと思っていた。 ところが沖縄ではよく食べるのだという。 煮……
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唐津のスズキは
食べ歩き唐津のスズキはアスリートである。 血流が多く、筋肉質で、味が濃い。 カツオと言われても気が付かない、血潮の味があって、舌に味が迫ってくる。 無着色のトビコ……
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中身そば
食べ歩き「中身そば」。大至急食べなくてはいけませぬ。 なにしろ、恐らく、たぶん、きっと、けだし、世界初のトリッパとそばの合体である。 師匠譲りのしなやかで、細く、香……
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「まったく違う」
食べ歩き , 日記「まったく違う」。 うまいサンマの塩焼きで、猛然と白いご飯を掻き込みたい。 そう思って、七輪で焼いてみた。 パチパチ。 一匹88円の冷凍サンマを、パチパ……
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有田「龍水亭」
赤と薄赤の身に光が抜ける。 光线透过红色和浅红色的身体
サク。 サクサクッ。 冷たい鯉の刺身を噛みしだく。 サク。 サクサクッ。 赤と薄赤の身に光が抜ける鯉を噛みしめる。 ほのかな甘さは、途切れることなく、噛……
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「さあ食べろ」
食べ歩き「さあ食べろ」。鮎が叫ぶ。 130gはあろうかという和良川の主が、皿の上でのたうっている。 腹を膨らませた堂々たる体躯に、精を漲らせ、食べる人間の覚悟を問う……
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「松栄亭」
食べ歩き「万平」が休みだった。9月いっぱい土曜日を休むという。 電車に乗っている間、「万平」のとんかつを思い浮かべていたから、たまらない。 トプカでカレー、まつやで……
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大変危険である
食べ歩き大変危険である。おしのぎの、鮒ずしのパスタ。 第一種危険物取扱免状が必要である。 濃厚なるクリーミーがずるんと舌を、包み込むんで、ああカボナーラのようだと思……
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