和食
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赤坂「きた福」へ
食べ歩き赤坂「きた福」へ 11/1に開店したばかりの店だ。 札幌「花咲」の親父とその料理に心酔し、その技を伝承すべく東京で展開する。 恐らく東京で唯一、活きタラバ……
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蟹の心臓を
食べ歩き蟹の心臓を食べたことがありますか? 蟹のふんどし裏の胴体をたべたことがありますか? 脱皮前の甲羅を食べたことがありますか? 一昨日赤坂に開店した「きた福」……
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自然への畏敬。
食べ歩き京都「なかひがし」で土瓶蒸しが出された。 岩魚と松茸、蕪の土瓶蒸しである。一口すすって、ほうっと顔が緩む。 自然なのである。 岩魚と松茸の香りが、自然のなりわ……
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恐らく30歳半ばか
食べ歩き恐らく30歳半ばか。 律儀な青年は、今年五月、中野坂上の住宅街の細い路地に、看板もない店を構えた。 「らすとらあだ」 なぜそば屋にイタリア語をつけたのか、……
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軽井沢「招福楼」閉店
なにもしてません。
「なにもしてません。炊きたてのご飯です。うちのご飯が柔らかいんは、固いと、今までお出した料理の流れから浮いてしまうからなんです」。 そう言ってご主人は、微笑ん……
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大阪「柏屋 嘉翠庵」
甘鯛は恋をしていた。
食べ歩き甘鯛は恋をしていた。 艶っぽさがむんっと匂って、鼻腔にしなだれかかる。 旨味がカーブを描いて迫ってくる。 若狭焼が乙女なら、こいつは酸いも甘いもかみ分けて、流……
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アサリの一人鍋。
食べ歩き浅蜊の酒蒸しは、一人で食べるに限る。 例えば「神田藪」のそば前に、「浅蜊酒蒸し」を頼む。 小鍋の酒風呂に浸かった浅蜊が、一個また一個と殻を開けていく。 浅蜊を……
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おむすび。
食べ歩き四ツ谷「萬屋おかげさん」の名物は、銘酒と絶妙な肴と、締めに出される塩おにぎりである。 それは米粒が艶々と輝いて、早く食べろと誘ってくる。 ごくっ。 思わず喉が……
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秋が舌の上で
食べ歩き秋が舌の上でゆるりと起き上がる。もっちり秋の豊か、銀杏炊き込みご飯, ……
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なんという脂だろう
食べ歩きなんという脂だろう。 みっちりと身につけているのに、いやらしくない。 舌の上に甘みをのせて、さらりと消えていく。 残るは、胸のすく清々しい香り。 これが……
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