こういう店は困るなあ。

• 和食,
• 果菜,
• 博多,
• 魚介,
• 卵,
• 安くて旨い。B級　大衆食、1999円までの味

こういう店は困るなあ。 あれもこれも頼みたくなっちゃうじゃないか。 頭の中のもう一人の自分から「落ち着いて」と言われてしまう。 塩焼きが、生秋刀魚に鰆、ブ……

料理は人柄を映す。

• インド料理,
• カレー

料理は人柄である。 シャンカール野口さんの作るカレーは、辛味が爆ぜて、はつらつとした香りで高揚させながら、丸く優しい。 味わいの芯に、豚肉やサワラ、鶏肉や野……

酔夜は荻窪「ゆき椿」から始まった

• 東京,
• 居酒屋

酔夜は、路地にひっそりと明かりを灯す、荻窪「ゆき椿」から始まった。 息子が料理を作り、父が刺身を作り、酒を入れる。 父子鷹で営む居酒屋は、もうそれだけで心が……

東京とんかつ会議75銀座「恵亭（けいてい）」越後もちぶたロースかつ膳2070円

• 東京,
• とんかつ

東京とんかつ会議75 銀座「恵亭（けいてい）」越後もちぶたロースかつ膳2070円 【肉3衣2油2キャベツ2ソース2御飯2味噌汁3お新香2特記なし計18点】 ……

これが4軒目の底力。

• 東京

これが4軒目の底力。 ウチダ、丸忠、栄ずし、二毛作。 この後三軒。 江戸っ子、おでんや、ニュー姫。  ……

博多駅で

• 福岡,
• 博多,
• 笑い話

博多駅でおばちゃんが、二十代の男性に話しかけていた。 「観光ですか？」 「？」 「か・ん・こ・う？」 「？」 「あ、ビュー？」 「？」 おばちゃん……

口に涼が吹き抜けた。

• 東京,
• 和菓子

口に涼が吹き抜けた。冷たいだけではない。それなのに、なぜだろう。一幸庵の「水羊羹」は、箱を開けると、その色に目を細める。黒でも紫でもない、ほのかな藤色が刺した薄……

やはり「なかのや」は

• 東京,
• すし

やはり「なかのや」は危険なのである。 金ちゃんは、アワビやミル貝の作りなんかも出してくれるけど、茶ぶりナマコや自分で干した青柳や、アワビの肝を漬け込んだやつ、……

「車海老の香り蒸し」

• 東京,
• 中国料理,
• 甲殻類

「シェフス」で40年来出し続けている「車海老の香り蒸し」は、ミソが濃い、河口近辺を行き来している明蝦を使う。 淡水と海水の入り混じるミネラル豊かな水域で育った……

カツサンドではない

• 東京,
• パン　サンドイッチ　

カツサンドではない。 ハムカツサンドである。 加藤牛肉店のハムカツサンドはご馳走であった。 噛めば、ハムが、肉肉肉と主張して、歯を包み込む。 むむむむっ……