おいしい日記
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優美な夜
食べ歩き優美な、優美な夜だった。 第3回古典フランス料理 エスコフェを堪能する会である。 場所は、前回同様にセルリアンタワー地階のシエフズテーブルで行われた。 ……
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フランス料理の妖美
食べ歩き肉は、その肉は、歯を受け入れると、優しく抱きしめた。 もはや牛肉を噛んでいるというより、柔らかな果実に包まれているような感覚である。 歯の感覚が鋭敏にな……
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もはやポトフと呼んでほしくない。
食べ歩きもはやポトフと呼んでほしくない。 いや、それはまごう事なき、「ポトフ」だ。 ポトフが持つ、家庭料理の温かさと懐かしさ、毎日食べても飽きない普遍性は、この……
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さすが
日記さすが、北新地のエレベーター。
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「一汁三菜」
食べ歩き秋刀魚干し焼き定食を、いただきました。 幸せに満ちています。 「一汁三菜」
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「マッサ」&「ラッセ」「サカエヤ」コラボディナー
食べ歩き , やぁ!想いは伝わる。 その言葉がこれほど身にしみた夜はなかった。 亡き神戸シェフの想いが、脈々と息づいていた。 涙ぐみ、そして大いに笑った。 楽しかったね。 ……
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生命の気を損なうことなく、気を入れる。
食べ歩きここに二つの料理がある。 一つは、「祇園浜作本店」の「若狭むしり」と、三田「コートドール」の「セップ茸のバターソテー」である。 二つの料理に共通するのは、「……
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広尾「富麗華」
運ばれてきた瞬間に、蟹ミソの甘い香りが顔にかかった。 もうそれだけで、笑ってしまう。 まずスープを一口。蟹ミソを溶け込ませた液体は、味噌のコクとスープの滋味が……
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91歳の女店主
食べ歩き「67歳6月7日に開店したから、もう店は24年になるわ」。そう言ってオンマは、嬉しそうな顔をされた。 91歳の女店主は、シワも少なく、シミなく、眼鏡も必要なけ……
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空気を食べる餃子である。
食べ歩き空気を食べる餃子である。 ふっくらと膨らんだそれにかじりつくと、熱々の空気が口の中に流れて、やや遅れて餡がやってくる。 餡と皮の間に空間があって、それが……
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