2019 1/23智映

日記 ,

1. コンニャクのしょっつる漬け
千切って6時間煎ったコンニャクをしょっつるに漬けたという。良p区あるコンニャクの醤油炒めとは一線を画す、蒟蒻の味わいが滲み出て調味と丸くなった料理
2. 蕗と穴子の焼き漬け。軽く蒸してから冷まして焼いた。穴子の香りと蕗の香りが、仲睦まじい。
3. 生いぶりがっこ。みずみずしい
4. 鯵の酢締めと自家製千枚漬け。人間の意図がなきかのように蕪と鯵が手を結んでいる、鯵の脂が熟れた感覚。しみじみうまい
5. 沖縄のカツオを刻み葱と生姜、国産レモンで。脂は載っていないが、いまのカツヲを愛する料理。
6. 根菜汁。メヌケのアラでとったという上品なだしに、和歌山の白味噌と福島の納豆っぽい味噌を少し合わせた汁。加賀野菜の大根、大館の原種ごぼう、人参、里芋、タケノコなど。それぞれに丁寧に加熱された野菜が気持ちよさそうに汁に使っている。それぞれの味わいが明確にしながら、汁の味が複雑ながら、どこまでも優しい。充足のため息。飾らず、うますぎず、香りを最小限に抑え、柚子皮も辛味もたさず、やり過ぎない、すっきりとした美しさ。
7. 天然ヤマノイモと白子の揚げ物。 普通ならもっと白子感を出す料理人が多いだろう。しかし山の芋に敬意を払って、白子がそっと芋を持ち上げている・
東尋坊のはばのりの塩気で食べさせる
8. 豆とトコブシ。しみじみ  (別稿参照)

9. 焼き物。さわら。ヤマゴボウ醤油漬け、からすみ。さわら、焼き加減とともに素晴らしい。脇の添えたヤマゴボウの美味しいこと。
10. 握り5貫
11. 箸洗い
12. 干瓢巻き。智恵特製卵焼き。
2019 1/23智映