すきやばし次郎 12月の次郎 2023.01.13 食べ歩き , 東京 , 白身魚 , 光り物 , 魚介 , 赤身魚 , すし Tweet 先月の次郎。 ひらめの香りが素晴らしく、まぐろはいつも大トロより中トロに惚れてしまうのだが、この日は大トロに恋した。 脂がありながらそれを微塵も感じさせないキレの良さ。余韻の長さにうっとりとした。 アジは変わらずいい。 「イワシは今年握られたのですか?」と聞いてみた。 しかし今年は一回もイワシを握らなかったという。 海の温度が高いため、獲れた後に氷詰めにするため、血合が使えない。 そう嘆かれていた。 ああ、次郎の、あのイワシは幻となるのだろうか。