自然への畏敬。 2012.10.30 食べ歩き , 和食 , 割烹 , 京都 , キノコ , 川魚 淡水魚 , しる汁物 , Tweet 京都「なかひがし」で土瓶蒸しが出された。 岩魚と松茸、蕪の土瓶蒸しである。一口すすって、ほうっと顔が緩む。 自然なのである。 岩魚と松茸の香りが、自然のなりわいとして手を結び、気分を山中へと運んでいく。 中東さんは、「はもと松茸というんは、互いが持ち味をぶつけすぎて、合わないと思うんですわ」と、語られた。 料理に、自然への畏敬の念が込められている 岩魚の尊さがしみじみと舌に染みて、深まる秋に感謝した。