第161回東京とんかつ会議神宮前「七井戸」ロースかつ定食1300円上ロースかつ定食1980円ヒレかつ定食1980円

第161回東京とんかつ会議神宮前「七井戸」ロースかつ定食1300円上ロースかつ定食1980円ヒレかつ定食1980円

ある日「七井戸」のオーナーで、焼き鳥「今井」のご主人である今井さんから連絡があった。開店当時からいるとんかつ職人が急遽辞めてしまい、今井さん自らが揚げている状況だという。
殿堂入りには大変感謝しております。でも揚げ手が変わったので、一旦辞退させていただきたいという話だった。そして食べに来られるのは、もう少しお時間をください、とのことでもあった。
一方近くに事務所を構える知人が贔屓にしていて、毎週通っていた。「七井戸」を愛す彼は、行く末を心配していたが、ある日「牧元さん、今日のとんかつの揚げ具合は良かったですよ」という報告がきた。
そこで、今回改めて評議員3人(山本益博、河田剛、マッキー牧元)で出かけたわけである
夜は焼き鳥を焼き、昼はとんかつを揚げては、相当大変だろう。
でもそんな苦労は微塵も見せずに、「いらっしゃいませ」と、明るく、嬉しそうな笑顔を作る今井さんを見て、確信した。
これは美味しいとんかつに出会えるぞ。
食べたのは、ロースカツ定食」、「上ロースカツ定食」「ヒレカツ定食」である。
どれも肉の甘い香りに富んで、火の通しもいい。
ふっくらと炊き上がった御飯は変わらず、大きめの揚げからきざみのお揚げに変えられた味噌汁は香り高く、ソースの味も申し分ない。
夜の営業は辞め、昼営業だけにシフトしているが、近隣で働く人たちが次々と押し寄せ、幸せそうにカツを頬張る姿が微笑ましかった。