旬の歳時記 みつ豆 2012.08.09 食べ歩き , 東京 , 和菓子 Tweet 夏にひんやり嬉しいみつ豆は、あんこも蜜も、求肥も寒天も大切だが、肝は豆だという事が、大人になってからわかった。 遅咲きを目覚めさせたのは、「梅むら」で、五~六時問煮た赤えんどう豆を、黒蜜をかけまわした寒天の上にたっぷりとのせたもの。 なんとも豆がうまく、張りがあり、口の中で「プチッ」と弾けては、ほっくりとした甘い身が飛び出してくる感触に、すっかり虜となったワケ。