弘前の酒場「土紋」の肴ベスト10
10オムライス 酒飲みのツボを心得た、チキンライスの淡い味付けが憎い、酒のつまみにもなるオムライス。
9.肉汁 人によっては豚汁とも呼ぶが、「汁」と呼ぶには汁気が少ない郷土料理
8.ホッケの飯寿司 うむ。しょっぱい。大至急酒。
7.たらたま 干し鱈、玉子、油を合わせて混ぜた郷土料理。干し鱈のそっけない塩気と黄身の甘みが妙に合う。
6.ポテトフライのイカ肝和え イカ肝をフライドポテトに乗せて食べるという 下品の迫力にやられる。
5.身欠きニシン。身欠きニシンのイメージを覆すしっとりとした食感。生食用の身欠きニシンがあるのを今まで知らなんだ。味噌につけて食べる
4.ニシンの切り込み 魚醤作りをニシンで応用した郷土料理。ニシンと塩と米麹で発酵させたもので、熟れた酸味が酒を呼ぶ。ご飯にのせても美味かろうね
3.ナスの紫蘇巻き。ナス味噌炒め。しそとの兼ね合いもよし
2.イガメンチ イカと玉ねぎを包丁で1時間叩いて合わせて焼いたもの。玉ねぎの甘みとイカの旨味が渾然一体。
1.すじこのおにぎり 驚愕。おにぎり会の横綱ではないか。FB参照 これ酒も飲めるで。

おまけ。
とんかつと焼きそば（守備範囲、専門であります〕

茹でただてきみ

ボロボロ。
筋子がくっついていない。
ハラハラと崩れるご飯とともに、ボロボロと筋子がほぐれていく。
一粒ずつの米と、一個ずつの卵が抱き合って、口の中に舞い踊る。
優しい米の甘みとねっとり濃厚な筋子の甘みがからみあい、情を深め合う。
これぞ筋子のおにぎりだ。
新鮮な筋子を使ったおにぎりだ。
筋子が繋がってズルズルと出て来てしまうのは、別の食べ物だったのね。
これが日常で食べることのできる、弘前の人がうらやましい。
弘前の酒場、「土紋」にて