<駅弁勝負 第72番>

駅弁 ,

弁当勝負第63
明らかに品川常盤軒へのオマージュか、モノマネだろう。
あの名品鶏そぼろ二段弁当と、クリソツである。
だが、やはり完成度は、常盤軒に、二歩譲る。
鶏そぼろはいいが、錦糸卵が今ひとつ、鳥照り焼きはいいが、鳥天ぷらは今二つと、そこここで惜しい。
こういうそぼろ弁当の場合、おかずの受け皿であるご飯も味が濃いので、濃い濃いで飽きが来てしまう。
それゆえにぼくは、まずおかずを一旦食べ終えてからそぼろご飯へと移行して食べる。
おかずで一杯やってからご飯、というのも楽しい。
さて勝負の方だが、近隣は推定50歳代の品のいい女性1人旅。
バックからアルミホイルを取り出すと、自家製のおにぎりをほおばられた。
具はわからない。
だがゆっくりゆっくりと、静かに食べるペースが、おにぎりへの愛が感じられる。
私は伊藤園の朝の茶事と奮発したが、敵は加賀棒茶。
食べ物、飲み物共に、完敗である。

鶏そぼろ二段弁当 日本橋浜町えび寿屋 1150
ご飯 2おかず 1 価格2
1 特記なし郷土色か個性点ノスタルジー1
総計6点ご飯、鶏そぼろ大きい粗挽き味はそんなに濃くない。錦糸卵卵の味がない。鳥天ぷら醤油味付け、完全に水分抜けている。鳥照り焼きこちらはしっとり二枚。、エビフライ味も食感もないがソースの味で。蒸南瓜、玉子焼き甘い。ポテトサラダ、煮物(筍、里芋、こんにゃく、人参江戸風味濃い)豆腐ふわふわ揚げ、ひじき煮、漬物特記と郷土色か個性は01日評価他は02評価 0→今一つ 1標準 2おいしい 箸0食べづらい 1少し短い 2標準 価格、高価、適価 廉価 計10点満点)