なんと料理数が150種近くある。
それなのに待たすことがない。
どれも安いのに,質がたかい。
恐るべき居酒屋である。
料理がうまく、酒がうまいと話が弾む。
男5人、食べ飲みながら3時間、ずっと食べ物の話をしていた。
「これ子供の頃,みんな大好物でした。他のフライよりこれ。今夜はホッケのフライよてなれば、ワーイでなもんで。タルタルよりソースかけてね。ご飯をかき込む」。
「僕は,筋子よりまずこの方が品があって好きだなあ」。
「今年はもう海苔海苔の漁もししゃも漁も出ないと。ついにそんな時代がきました」。
「これ岩のりの醤油握りです。岩のり取るのって命懸けじゃないですか。だからコレは売るのじゃなくて,お世話になった方に握って届けるのんだったんです」。
「今年はイワシ大量にきたんだけど,暑さでやられて死んじゃう。その死骸をウニが食べるもんだから,今年のウニは,生臭くてダメなものが多かった」。
「どうです。うまいでしょ。僕ら食べすぎてもう食べなくなったけど、ニシンの刺身って美味しんです」。
「秋はこの汁ですよ。ナラタケをボリボリって言うんだけど、それを味噌に仕立てると濃い味になってね。みぞれ仕立てでボリ汁にするんですわ」。
「醤油握りつて、東京の人に話したら、みんなびっくりするんだな」。
「えっ?! ホントですか!」。
男5人,色っぽい話もスポーツの話もなしに,永遠3時間てべもののはなしばかり。
いや楽しかったなあ。
函館「天ぷら 天八」で食べたもの。
イカゴロの醤油漬けと味噌漬け。
ますこ。
秋刀魚の刺身。
アジのタタキ。
ニシンの刺身。
ホッケのフライ。
イカとピーマン炒め物。
天ぷら盛り合わせ。
ブリカマ焼き。
海鮮グラタン。
タラ肝ポン酢
生わかめと胡瓜の酢の物。
岩海苔醤油握り