先日の旭川で、昼食に「山頭火」に行った。
よりによって地元中野にもある「山頭火」に行かなくてもいいと思うが、東京と本場旭川は、似て非なるものという噂があり、どうしても確かめたくなったのである。
まあ比べるなら、塩か醤油選ぶのが普通であるが、特別なメニューを見つけると頼まずにはいられなくなるという、タベアルキスト精神が発露して「ホルモンそば」を頼んでしまった。
店内の調理組は3人、東京では確か黒Tシャツに白いタオルを頭に巻いてというのが風通だったはずである。
3人のうち二人は、その出で立ちだが、20代後半の男子(餃子、具乗せ係)は、東京風にタオルをかぶり、60代男性は、無理やりねじり鉢巻き風にしている。
麺を茹で、チャーシューを切り、スープを注ぐ、調理主任というかシェフは、白ポロシャツにジーンズ。
明らかに私服である。
「ホルモンラーメン」は、塩ラーメンの上にコプチャンの茹でたのがどっさり乗っているのであった。
どうして自分は珍しいものがあると頼んでしまうのか。
豚骨スープは丸くてうまかったが、普通の塩にすればよかったと嘆き、ホルモンに一味をどっさりかけて、こと無きを得る。
さて肝心の東京との違いであるが、東京のそれを長い間食べたことがないので、比べようがないことに、今更ながら気づくのであった。
なら入るな。と叱られても仕方ない。
今度大崎さんに聞いてみよう。
先日の旭川で
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