京都ダメ親父の楽しい一日 <京都の平生>15

食べ歩き ,

京都ダメな親父の楽しい一日開始。
寺町永正亭でカレーうどんとビール。よく、3日煮込んだとか、スパイスいっぱい使ったとか、厳選具材を使ったとかで高いカレーうどんがあるが、ここは無縁の520円。
具はネギと刻みキツネ。これで十分美味しい。ちなみにカシワ入れても50円増し。とろみと香りがたまらない。カレーうどんはこれでいい。

京都ダメな親父の楽しい一日第二弾1330,
やはり河原町のたつみだろう。たつみはなるべく、1250分位までに行って、常連と話すのだ、
入るとカウンター6席の5席は。満席。常連おじさん(推定70歳超え)が5人が陣取り、上機嫌。赤ナマコ 頼めば
赤ナマコを頼めば、「僕も頼んだよ。グットチョイスと、親指立ててくる。
奥の、黒革キャップに黒シャツ、白いベスト。日焼けた黒い肌に白いヒゲをはやした、モーガンフリーマン似のお爺さんは、「柔道やってたの?
いい体してるねえ」
いえ、太っているだけですと言っても、柔道いいねえと、言い返される。後から来た、細身のおっさんは、「あんたどこからきた?」と。聞き、答える僕を無視して、今日オーストラリア人に合ってねと、別な話を始める。
これが京都の大衆居酒屋の楽しみなのだ。
すっかりおっさんと仲良くなったぼくは、彼に教えてもらった立ち飲みへ。

京都ダメな親父の楽しい一日。4軒目は焼肉江畑。
すらりとカウンターに並んだガス台で焼くのだな。
タン刺しとハツ刺しでいっぱいやってから、牛ほほ肉(つらみ)、テッチャンを食べて、〆は裏メニューの、葱ギアラ。
ギアラを焼いてから、九条葱をたっぷり乗せ焼き、タレを少しだけたら〜り。
すいませんこれはご飯に乗せて、ギアラ丼にしましたです.

京都ダメな親父の楽しい一日 三軒目は、立ち飲み「庶民」。なまえがいいね。
なにしろ安い。月桂冠一合250円、ビール中瓶300円。
本まぐろ刺身400円、筍土佐和え150円、干カレイ焼き200円。
どうなっているのか分からない。
安いのにはワケがあるが自説だけど、質もいいのである。
盛りもいいのである。
切り盛りする若き夫婦の心意気か。
酒一合、黒霧島二杯、鮪刺し、筍土佐和え、干カレイ焼き、牛すじ煮込みを頼んで、1700円。
たまらないねえ。