広尾 天現寺 「青草窠」 キャビアには玄米。 2022.03.29 食べ歩き , 和食 , 東京 , 割烹 , ご飯料理 , 魚卵 白子 Tweet キャビアには玄米が似合う。 薄茶な枯野色に黒という、最小限の灯りがキャビアを輝かせる。 玄米だけが持つしぶというまみがキャビアと出会うとき、黄昏がやってくる。 噛んで噛んで滲み出るそのうまみは、キャビアの塩気とおぼろげな甘みによって引き立ち、活力を膨らませる。 キャビアもまた、玄米の朴訥を受け止め、卵としてのか弱き生命力を、そっと囁きだすのだ。 ありとあらゆる料理に、キャビアは登場するが、玄米ほどの出会いはない。 「青草窠」宮崎キャビアと玄米 家でも実践