カツカレーのカツの上にカレーがかっているのを見た瞬間、 「て、てめえ。なめとんのかあ」と、 机をひっくり返しては、いけないのだろうか。
カツカレーと冠されていても、カツとカレーをどう食べ進むかは、 食べる側の自由なのである。
「自由を奪うな!」。と叫びたい。
「カツにカレーをかけないで下さい」と頼む僕を、変な目で見るな、と強く言いたい。
理想はこのように
「好きにかけてください、食べてください」提供方式である。
1、まずカツを上方に移動させる
2、手前にカレーをかける
3、カレーを一口
4、カレーを少しカツにかけて、一口、すかさずご飯
6、カツにソースをかけて、カレーがかかったご飯と共に食べる
7、カツにカレーとソースの両がけ
8、カレーをソースとして捉え、カツの下にソースを敷いて食べてみる
9、今度はカレーとソースを混ぜる
10、ソースを混ぜたカレーとご飯を満遍なく混ぜ、カツと一緒に絡めるようにして食べる。
11、結局これが一番下手迫力があってうまい。
ある意味1~9の行為は、10を盛り上げるためのゼンギでもある。
だから決して、最初からこの手法を試してはならない。
新橋 駅地下 「カリカル」にて