その店の主人には、いくつかの都市伝説があった

日記 ,

その店の主人には、いくつかの都市伝説があった。
1.麺棒や道具を使わずに手先だけで、道具を使うよりもっと早く、もっと薄い餃子の皮を作る。
2.清の時代の前、明の時代以前の漢民族の宮廷料理を再現できる。
3.鳥のささみから豆腐以上の豆腐を作る。
4.小麦粉と浮き粉で、花びらが開いたようなデザートを作ることができる
5.熱い料理と点心を交互に16皿出しながら、次第に食欲が湧いていく、料理構成がある。
6.天然干し木耳ほか、その人しか持っていない希少な茸を保有している。
7.中国本土、香港、台湾の一流シェフが、もう中国では食べることの叶わない(つまり作り方をもう誰も知らない)料理を勉強しに、年に数回東京のその人の料理を食べにくる。
8. 金色に輝く細い細い麺を作る。その麺は火をつけると、ゆっくり燃える。
その人の名は「趙楊」。
鄧小平の肝いりで作られた中国国賓館の料理長を30代で務めた、天才料理人である。
そしてその都市伝説は、すべて真実であった。
過日、宴席ですべて再現された。
20数年付き合っているのに見たこともない料理が次々と出る。
驚愕の全21皿。
冷菜:九品四川攢盒
中点:波絲油糕
熱菜:松露排翅。桃酥牛肉。胡蝶竹荪。魚香鴨方。発財鶏絲。竹筒魚片。喜沙蒸肉。珍菌時蔬
座湯:鶏豆花湯
小吃:翡翠焼麦。炸春巻。酸辣抄手。海堂酥。牛肉焦餅。鐘水餃。成都湯园
龍眼包
席点:金絲湯面。
随飯菜:麻婆豆腐。拌三菜
甜点:人参果銀耳羹
詳しくは今夜か明日下記にて