白山「ダディーニ」 これこそが「料理」なのだ。 2011.01.30 食べ歩き , 東京 , 果菜 , イタリア料理 , 卵 Tweet 「何度も失敗して、ようやく出来ました」 沼尻シェフは照れ笑いされた。 フリッタータは、卵料理の理想を問いかける。 生地にふんわりと歯が包まれると、甘い卵の香りが流れ、精妙に火が通されたズッキーニの甘みが追いかける。 単なるズッキーニのオムレツながら、卵は最上の役目を果たし、ズッキーニは最大限にうま味を発揮する。 これこそが「料理」なのだ。